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【#0039】自由貿易協定(FTA)


▽▲-------------------------------------------2005.12.13[tue]--▲▽
【マスタリング経済★ #0039 】自由貿易協定(FTA)

経辞苑[K-Jien] 三好 健(みよしけん)
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■◇今回のテーマ! ≪自由貿易協定(FTA)≫◇■


日経新聞でも「FTA」という文字を良く見かけますね。

日本は2002年1月に、シンガポールとのFTAに署名しました。
そしてここ最近、日本と各国とのFTAの締結が、活発になってきたように
思えます。


この「FTA」ですが、最近はアジア圏内で活発にFTA交渉が行われてい
るようですね。

「FTA」の締結は、日本と各国との関係を大きく変化させてしまいます。


というわけで、今日は「FTA」で行ってみましょう。

■いつもありがとうございます■


 こんにちは。三好 健です。
 いつもメルマガを読んでいただき、本当にありがとうございます。


 無印良品の商標が中国で使用できないということを、先日メルマガで書き
 ました。
 が、どうやら使えるようになりそうですね。

 中国当局が良品計画(無印良品)の訴えを認めたそうです。


 著作権や商標に関しては、海賊版などが出回る中国は評判が悪いですよね。

 しかし、ASEANや東アジアの動きが活発になってきて、その主導権を
 取ろうとしている中国だけに、その著作権に関する問題なども国際水準を
 目指しているのかもしれませんね。

 いい傾向だと思いませんか?


■『自由貿易協定(FTA)』 を簡単に説明すると・・・■

 
 FTAとは、「自由貿易協定」のことです。
 英語で書くと、「Free Trade Agreement」といいます。
 
 その名のとおり、貿易を「Free」にする・・・つまり、貿易の壁を撤
 廃したり、もしくは壁を低くすることですね。
 
 
 
◆貿易の壁とは、輸出入をする際に発生するコストや制限などのことです。
 
 たとえば「関税」や、輸出入の数量制限などですね。
 
 それらの壁をなくし(あるいは低くし)、そうすることで国家間の貿易を活
 発化させることを目的としています。

 
 
◆FTAのメリット。


 例えば、日本は2002年1月に、シンガポールとFTAを締結しました。
 
 FTAを締結している日本と、そうでない国が、シンガポールと貿易をし
 たとしましょう。
 
 
 その場合、日本は関税などが掛からないため、輸出入も低コストで可能に
 なります。
 
 反対に、FTAを締結していない国は、貿易などをする際に関税などが掛
 かるため、輸出入のコストが掛かってきてしまいます。
 
 
◆FTAのデメリット。

 
 自国にとってのメリットもあれば、当然デメリットも出てきます。
 
 相手国に対して注文を出す代わりに、日本も相手国の要求を考慮しなけれ
 ばなりません。
 
 例えば、相手国が日本の農産物に関する市場の開放を要求してくることも
 あるでしょう。

 その場合は、国内世論の声にも耳を傾け、検討する必要があるのかもしれ
 ませんね。
 
 
 
◆FTAはモノだけには限りません。
 
 モノだけに限らず、サービスや投資などの取引自由化についても、話し合
 われています。
 
 
 
◆貿易といえば、「世界貿易機関(WTO)」がありますが?


 FTAが活発になってきた背景の一つとして、WTOの限界があげられま
 す。
 
 WTOは、基本的に加盟国全体の利害を考えていく必要があります。
 で、WTOは140以上の国・地域が加盟していますね。
 
 そんな多くの国をまとめ、彼らの利害を考えて方針を決めていくなんて、
 考えただけでも大変そうですね。
 
 
 
◆つまり、FTAとは。


 加盟国全体のことを考える必要があり機動力が劣るWTOより、2国間で
 迅速に締結していくことのできるFTAに、いま注目が集まっているとい
 うわけですね。
 
 FTAは、WTOの欠点を「補完」していくシステムだと考えればわかり
 やすいと思います。

■今日のまとめ■

 ・「関税」や、輸出入の「数量制限」などをなくし、貿易を活発にする。

 ・「関税」などが撤廃されるので、コストが低くなる。
 
 ・こちらから注文できるが、相手国の希望内容を検討する必要がある。
 
 ・2国間での交渉なので、迅速に話し合いができる。
 
 ・FTAは、WTOの欠点を「補完」していくシステム。
 
 
 
 


■編集後記■


米国産牛肉が輸入再開されそうですね。


でも、輸入再開を喜んでいるのは、吉野家とか、家計をやりくりする主婦ぐ
らいではないかという印象をうけます。つまり「食べさせる側」ですね。


同じ牛丼屋でも、「すき家」は当面見合わせるような感じです。
また、スーパーも様子見みたいですね。
彼らは、「食べる側」のことを考えてくれているのかな、という気がします。

僕としては、今回の輸入再開はいまいち納得がいかないところです。
輸入再開に踏み切った政府の考えが良くわからないですね。

今のところは、食べるなら国産を選びたいです。


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 経辞苑[K-Jien] サイト運営担当 三好 健(ken Miyoshi)

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(裏・編集後記)

そういえば、Amazonで本を買ったけど届いてないな??

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