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【#0020】株価収益率(PER)

▽▲-------------------------------------------2005.11.22[tue]--▲▽
【マスタリング経済★ #0020 】株価収益率(PER)

経辞苑[K-Jien] 三好 健(みよしけん)
△▼---------------------------------<http://www.k-jien.com>--▼△


こんにちは。三好 健(みよしけん)です。
いつもメルマガを読んでいただき、ありがとうございます。


このところの株式市場は、活況の様相を呈していますね。

海外の投資家からも買いが入っているのに、どうして円安になるんだろう
か・・・と考えていたら、今日の「マーケット総合1面」に答えが書いて
ありました。
 
 
海外の投資家は、持っていた日本の債権を売り、株式に投資をする資金にし
ているのだそうです。なので、株式を買うために円を買う必要が今のところ
ないのですね。
(確かに長期金利は上昇していますし。)


また、金利も低い位置を維持しているので、わざわざ円を買うのではなく
「借りている」のだそうです。


さらに、国内投資家の間でドル買いが進んでいるのも、その一因だろうとの
ことでした。

株式投資に続き、外国為替証拠金取引(FX)なども流行りだしてきましたし
ね。その影響も、少なからずあるのでしょうか。


■◇今回のテーマ! ≪株価収益率(PER)≫◇■
 
 
 「根拠なき熱狂」


 かつて米国内で高騰しすぎる株価、過熱する投資意欲を静めるために、F
 RB議長・グリーンスパン氏が、そんな名言を残しました。
 
 そのコメントのあとも、株価の上昇は続けたのですが。
 
 
 株価とは、国や企業の未来の姿を映し出している先行指標。
 例えば日経平均株価は、6ヶ月先行しているといわれています。
 
 適正な株価の上昇は喜ばしいことですが、過度の行き過ぎは「バブル」で
 しかないですよね。
 
 
 当時平均15倍程度であった「株価収益率(PER)」が、そのときは30
 倍以上に膨れ上がっていたのです。
 当時のグリーンスパン氏は、危機感を抱き、冒頭のコメントを残しました。

 
 
◆株価収益率(PER) とは・・・


 「株価収益率(PER:Price Earnings Rario)」とは、株価を1株当たり
 の年間純利益(税引き利益)で割った倍率のことです。
 
 1株当たり利益の、何倍の価格まで株式が買われているのかをあらわして
 くれるのです。


 算出式は、下記の通りです。
 
 

 PER = 株価÷1株当たりの年間純利益

 (※単位は「倍」)


 算出式を見てもわかるとおり、企業の収益と株価を比較することで、現在
 の株価の水準が高いか、安いかのを判断しているわけですね。
 
  

◆この指標からわかること。
 
 
 ○倍率が大きい・・・企業の収益に対して、株価が割高。
           今後、株価が安くなる可能性もあり得ます
 
 
 ○倍率が小さい・・・企業の収益に対して、株価が割安。
           今後、株価が高くなる可能性もあり得ます。


 ただし、ある企業の株を買おうとしたときに、その企業のPERひとつで
 「割安」か「割高」かを判断するの、少しは危険です。

◆株価収益率(PER)の使い方は、「比較する」ことです。

 
 株価収益率(PER)の上昇・下降だけを見て、株式の売買を判断するより
 も、株価収益率(PER)は相対的に見て、比較する方がいいでしょう。
 
 
 「相対的」とはつまり、何か別の対象と比べることです。
 
 同業他社のPERや全銘柄平均PERなどと比較することで、他社に比べ
 割安か割高なのかを判断するといった方法を用いるのが、良いと思います。
 
 
 つまり、同業他社や同一の業界内において、あなたが売買をしようとして
 いる企業の位置づけを見ることができる、そんな使い方をする指標という
 わけですね。
 
  
 
◆11月21日の東証1部上場全銘柄のPERは「29.05」です。
 
 
 この「29.05」と、あなたが売買しようとしている企業のPERを比
 較することで、相対的に割安か割高かの判定ができるということです。
 
 
 もちろん、これだけで買うか買わないかの判断はできないでしょうけれど、
 参考にはなると思います。
 
 また、成長途上の企業は、将来の利益を先取りされているため、PERも
 高い水準で推移していることがあります。
 
 

◆株価収益率(PER)は、あくまで「参考」です。

 
 PERだけで株式の売買を決めるのではなく、その他のいろいろな材料の
 なかの一つであるということを、忘れないようにしたいですね。

 
 
◆日経新聞には、「マーケット総合2面」の右端あたりに、「株価収益率
 (PER)」の情報が掲載されています。

 
 「前期基準」・・・企業が発表した、直近の決算期の数字を基にしている
          とにして算出されている値。
 
 
 「予想」・・・企業が次に発表する決算期を予想し、それを基に算出して
        いる値。


 ちなみに、前期基準より予想の倍率が高いときは、収益力が悪化している
 可能性があることを表しています。
 
 
 
 
■話が変わりますが・・・

 YAHOO!でニュースを見ていたら、こんな記事がありました。
 
 
 『契約する携帯電話会社を替えても従来の番号を使える「番号ポータビリ
 ティー(持ち運び)制度」を2006年11月1日から施行することを決
 めた』
 
 
 これを読んで、僕は「お!?」と思いました。
 昨日、日経新聞で興味深い記事を読んでいたからです。
 
 
 
 もしこの制度が施行されれば、当然、携帯電話会社の異なるキャリア間
 (ドコモやauなど)で、ユーザーが流動することになるでしょう。
 
 
 
 で、昨日(21日)の日経新聞なのですが。
 
 「企業1面」の「回転いす」という記事に、NTTドコモ社長 「中村維
 夫氏」のコメントが掲載されていました。
 
 
 「ドコモは解約率を重視する」
 
 そんな記事です。
 
 
 携帯電話の人気を計るバロメータとして、よく「純増数」が用いられてい
 ますね。
 
 純増数の視点でみると、auはドコモに勝っているそうです。
 
 ですが、ドコモは「解約率」を重視しているとの事。
 解約率に関しては、ドコモはauに勝り、現在は0.8%。
 
 
 つまり、「いかに契約と取るか」ではなく、「いかに解約させないか」を
 ドコモは重視しているのですね。
 
 いくら営業がよく契約が取れても、サービスが悪ければ逃げられてしまい
 ますしね。
 
 
 携帯電話のように長期間にわたってユーザーに使ってもらう商品は、優れ
 たサービスをする必要があります。
 
 でなければ、解約されてしまいますからね。
 
 
 「番号ポータビリティー(持ち運び)制度」が施行されたとき、ユーザー
 はどういう風に動くのでしょうか?
 
 ちょっと楽しみですね。
 
 
 ユーザーを増やす入り口のことばかり考えていたら、裏口から逃げられて
 たって事になりかねないかもしれません。
 
 
 
◆企業のトップが何を考えているか。
 それを見るための手段として「回転いす」は使えます。

 
 株価やPERを含めたあらゆる数字は、企業運営の結果に出てきたもので
 す。
 
 ですが、その数字を作り出しているのは会社であったり、その会社を動か
 している人間であると考えるなら、「中村維夫氏」の言葉も、ドコモに投
 資をする材料の一つになると、考えられなくはないでしょうか?
 
 まあ、すぐに投資資金が回収されるわけではないでしょうが、気長な人は、
 企業のトップの言葉に耳を傾けてみるのも、面白そうですね。
 
 

 
■編集後記


もうすぐ今年もおわりますが、この時期に手帳を買い換える人もいるのでは
ないでしょうか?


本屋でも手帳コーナーがにぎわってきたことですしね。

どんな手帳にするか迷っている方はいますか?
そんな人には、このサイトがおススメですよ。手帳選びの参考になるのでは
ないでしょうか?


『好かれる人の手帳術』

http://www.sukareruhito.com

ちなみに、僕は手帳を4月に買い換える予定です。
フランクリンプランナーを使用しているのですが、まだまだぜんぜん使いこ
なせていません・・・


ありがとうございました!


※よろしければこのメルマガを、友人や知人、仕事仲間に紹介してくると嬉
しいです。
ぜひぜひ、よろしくおねがいします。


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(裏・編集後記)

今日は会社に非常時用の食料があったので、興味本位からちょっと食べてみ
ました。

でっかいカロリーメイトみたいなヤツです。

パッケージを開けると、凄まじくすっぱい感じの臭いがしましたが、口に入
れると、そこそこ食えました。


賞味期限・・・4ヶ月ほど過ぎてましたが・・・。

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