◆【#0011】景気動向指数(DI)
▽▲-------------------------------------------2005.11.12[sat]--▲▽
【マスタリング経済★ #0011 】景気動向指数(DI)
経辞苑[K-Jien] 三好 健(みよしけん)
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こんにちは。三好 健(みよしけん)です。
いつもメルマガを読んでいただき、ありがとうございます。
昨日知ったのですが、ピーター・F・ドラッガー氏が亡くなったそうですね。
僕はそんなにはドラッガー氏の本を読んではいませんでした。
ただ、まったく読んだことがないわけではなく、ハーバードビジネスレビ
ュー(HBR)でドラッガー氏が寄稿した記事を読んだりしていました。
寄稿した記事の日付けをみると、十数年も前になっていたりして、それで驚
いた記憶があります。
ドラッガー氏がその記事を書いた時期は古かったですが、今の時代に記事の
内容がマッチしていたことに驚いたのです。
その驚異的な先見力には、ほんとビックリです。
こんどちゃんと本を買って、読んでみようかな・・・と思いました。
■◇今回のテーマ! ≪景気動向指数(DI)≫◇■
ここのところ、本当に景気がよくなったのか!?
・・・ということで、「景気動向指数(DI)」について調べ
てみました。
本題に行くその前に、ひとつ謝りたいことがあります。
実は、以前メルマガで取り上げた「日経商品指数17種」ですが。
景気動向指数を算出する際の先行系列のひとつ、この「17種」が採用さ
れていると書きましたが、じつは違いました。
現在は、「日経商品指数42種」が採用されているそうです。
以前は「17種」のだったのですが、いろいろと調べたり確認したりした
ところ、「42種」に変わったのだそうです。
僕の情報が古かったです。すみませんでした。
◆景気動向指数(DI)とは・・・
まず簡単に算出方法を説明すると、こういうことです。
1,複数の指標を集めます。(株価指数や商品指数、在庫率、求人など)
2,それらの数値の、3ヶ月前と現在の値を比較。
3,3ヶ月前より良くなっていれば、「+」を。
3ヶ月前より悪くなっていれば、「−」を。
保合いなら「0」を。
4,「+」の数が、多ければ「景気が上向き」。
◆内閣府がいうには、景気動向指数(DI)とは・・・
-----(以下、内閣府経済社会総合研究所より抜粋)-----
景気動向指数は,生産,雇用など様々な経済活動での重要かつ景気に敏感
な指標の動きを統合することによって,景気の現状把握及び将来予測に資
するために作成された統合的な景気指標である。
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・・・つまり簡単に言うと、複数の指標を用いて、それらの指標がどんな
方向に向かっているのかを見ているということでしょう。
全ての指標のうち、いくつが上昇しているか、または下降しているかで判
断しています。
良い方向に向かっている指標と、悪い方向に向かっている指標の、多数決
みたいなものですね。
なので、一つの指標だけが爆発的に上昇していても、景気動向指数は良く
ならないのですね。
◆景気動向指数(DI)には、系列があります。
景気動向指数は、3つの系列でなりたっています。
「先行系列」・・・景気に対し先行して動く先行指数。
これは一致指数に対して、数ヶ月先行。
「一致系列」・・・景気にほぼ一致して動く一致指数。
「遅行系列」・・・景気に遅れて動く遅行指数。
これは一致指数に半年から1年遅行。
「先行系列」で景気の先行きを予想し、「一致指数」で現在の景気状況を
確認。「遅行指数」で、景気の転換点や局面の確認をします。
◆では、算出方法を。
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景気動向指数(DI)=拡張系列数÷採用系列数×100(%)
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「採用系列数」とは、各系列ごとに採用されている指標の数です。
例えば、先行系列は現在、12の指標が用いられているので、「12」が
当てはまります。
「拡張系列数」とは、「+」になっている指標の数のことです。
例えば、2005年6月の先行系列の拡張系列は「8」になります。
なお、保ちあいの場合は、「0.5」を加えます。
仮に、「+」が「5」で、「保合い」が「1」の場合は、拡張系列数に
「5.5」を当てはめるのですね。
景気の良し悪しの目安は、一応は50%だそうです。
ですが、景気が上向きか、あるいは下向きかを見るためには、大半の指数
に影響しているかどうかを見るほうが良いでしょう。
DIが100%、もしくは0%に近いことを確認することが必要であると
いうことですね。
■景気動向指数は、もっと分解して調べてみたいところです。
先行系列や一致系列などの詳細まで見ることができるようになれば、新聞
が面白く読めるようになりそうです。
次回以降では、まず各系列でどんな指標が用いられているか、見てみたい
と思います。
■編集後記
「エコノミストは数字ばかり見るが、私は数字より先に人を見る」
・・・と、ピーター・F・ドラッガーは言ったそうです。
ドラッガーは経営学者ですが、この言葉は考えさせられますね。
株式投資をする人は、主に数字を見て投資をするかもしれません。
ですが、結局会社を動かしているのは人であって、数字はあくまでその結
果で出てきたものでしかないのでしょうからね。
経済や社会を見るには、「ヒト・モノ・カネ」を全て観察してあげるべきな
のでしょうね。
※よろしければこのメルマガを、友人や知人、仕事仲間に紹介してくると嬉
しいです。
ぜひぜひ、よろしくおねがいします。
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(裏・編集後記)
今日は、剣術をしてきました。
思ったように、身体が動かなかった・・・

